2023年に社会現象を巻き起こしたTBS日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』。
その続編が2026年に放送されることが正式発表されました。主演・堺雅人の続投が決まり、キャスト26名が解禁される中で、もっとも注目を集めているのが“ノゴーン・ベキ”を演じた 役所広司 さんの動向です。
最終回で「死亡した」と思われたベキが本当にこのまま姿を消すのか、それとも再び乃木の前に現れるのか——。
この記事では、VIVANT続編における役所広司の出演可能性と、ベキ生存説の根拠を徹底的に考察します。
VIVANT続編が2026年に放送決定
TBSは『VIVANT』の続編を2026年に放送予定と正式発表しました。
舞台は前作と同じ日曜劇場枠(夜9時)で、監督・福澤克雄氏が続投。主演の堺雅人演じる乃木憂助が再び“別班”として新たな任務に挑みます。
また、撮影はアゼルバイジャンで行われていると報じられています。
イスラム文化とヨーロッパ文化が交わる異国の地で、再び壮大なスケールの物語が展開されるようです。
役所広司演じるノゴーン・ベキとは?
前作で役所広司が演じたノゴーン・ベキは、テロ組織「テント」を率いるリーダーであり、主人公・乃木(堺雅人)の父親。
冷徹な指導者でありながら、家族への愛と信念を貫く姿が多くの視聴者の胸を打ちました。
最終話では、乃木との激しい対峙の末に“命を落としたように見えた”ベキ。
しかし、明確な死亡描写はなく、監督の言葉や作中の“漢文”の意味から「実は生きているのでは?」という考察が広がっています。
ノコル続投きたぁぁぁぁぁ!!!!
— なまいきバイオマン (@zigoenitenaiyo) October 21, 2025
でも今回は違う国が舞台らしいけど
テントがどう絡んでくるんだろうか……
それにベキは!?!?
最終回でベキは死んでないみたいな雰囲気作ってたけど、
役所さんは出るの!?出ないの!?#VIVANT pic.twitter.com/owAcOyaURJ
最終回に登場した“漢文”の正体
ドラマの最終回で印象的に登場したのが、この言葉です。
「皇天無親 惟徳是輔(こうてんしんなく、ただとくをこれたすく)」
この漢文は、儒学の経典『書経(しょきょう)』に登場する一節で、
「天はえこひいきせず、徳のある者を助ける」 という意味を持ちます。
つまり、“天(神)は公平で、正しい心を持つ者に味方する”という教え。
この言葉がベキの思想や運命を象徴していると考えられます。
#VIVANT#VIVANTep10#VIVANT最終回
— Love (@Ilove0829) September 18, 2023
憂助の漢文の言葉により、ベキ達は生きてる可能性が高まった。
続編に期待😊#乃木憂助
【#皇天親無く惟徳を是輔く】の意味と使い方や例文(出典) https://t.co/KAkxExpNMr pic.twitter.com/UySmL1Ztll
漢文が示す“ベキ生存説”の理由
最終回直前に、プロデューサー・飯田和孝氏は次のようにコメントしていました。
「最終回ではまた漢文の言葉が出てきます。その意味と、ドラマ全話を見ていただければ、必ず1つの結末に辿り着くことができると思います」
そして、放送後に福澤克雄監督は取材でこう語っています。
「さあ、ベキが死んだのかどうか。あの漢文をネットで調べると、何か分かるような気がします」
「もう一回見てやってください」と笑った。
この発言はまさに、「皇天無親 惟徳是輔」の意味――
「天は徳ある者を助ける」=「ベキは天に見捨てられていない」
という暗示とも取れます。
つまり、監督自身が“ベキ生存説”をにおわせていたのです。
林遣都の出演決定で強まるベキ再登場説
続編キャストとして林遣都さんの出演が発表されました。
林さんは前作で“若かりし頃のベキ”を演じた人物です。
このキャスティング発表によって、ファンの間では次のような推測が飛び交っています。
「役所広司さんの登場を伏せて、林遣都さんで“つなぐ”構成なのでは?」
「父と子、二世代の物語が同時に進行する可能性もありそう」
もし林遣都さんが再び“若きベキ”として登場するなら、ベキ本人(役所広司)の物語が続くことを示す強いサインといえます。
制作サイドが役所広司さんの出演を隠している場合、林さんのキャスティングが絶妙な“布石”になっている可能性もあるでしょう。
5.SNSでも再燃するベキ生存説
最終回放送後、SNS上ではベキ生存説が爆発的に拡散しました。
「銃声だけで死亡描写がない!」
「あの漢文は“ベキは正義”の暗示だよね」
「監督があんな笑い方するの、生きてるパターンしかない」
このように、“漢文の意味”を読み解いた上で「ベキはまだ生きている」と考えるファンが急増。
続編発表後には、「ベキの再登場を期待する声」がSNSで多く見られました。
VIVANT続編のキャスト発表された〜!!
— ゆゆう (@Hon_66_kwk) October 21, 2025
林遣都さんいるってことはベキのまだ明かされてない過去とかに触れるのかな……それとも全く別人…?そんなことはないか笑
続編で役所広司は再登場するのか?
現在、役所広司の続投は公式発表されていません。
しかし、複数メディアが「主要キャストの一部が続編でも登場予定」と報じており、
“ベキが姿を変えて登場する”可能性は極めて高いと見られています。
予想される展開は以下のとおりです。
- ベキは死を偽装し、別の組織から世界の裏を監視している
- 乃木と再会し、親子の“もう一つの結末”を迎える
- ベキの思想を継ぐ存在が登場し、乃木がそれに向き合う
いずれの展開でも、ベキという人物が“生き続けている”構造は変わりません。
ベキは出ないの?#VIVANT
— 佐那 (@sa_na_sa) October 20, 2025
まとめ:VIVANT続編は“ベキの意思”が動かす
- 『VIVANT続編』は2026年に放送予定
- 舞台はアゼルバイジャン、堺雅人が続投
- 最終回の漢文「天無私覆 輔善懲悪」が“ベキ生存説”の根拠に
- 福澤監督も「調べれば分かる」と意味深発言
- 役所広司の再登場は未発表ながら、伏線的には“濃厚”
“天は善を助ける”――
もしこの言葉どおりなら、ベキはまだ“天”のもとに生きているのかもしれません。
続編でその答えが明かされる瞬間を、楽しみに待ちましょう。