ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子ハーフパイプ決勝で、韓国の17歳チェ・ガオンが劇的な金メダルを獲得しました。
1回目に激しく転倒し、しばらく起き上がれない場面も。ネットでは「やばすぎる」「大丈夫?」「心配」といった声が相次ぎました。
しかし、3回目のランで大逆転――。
この記事では、韓国の新星チェ・ガオンの経歴やこれまでの実績を整理します。
チェガオンのプロフィール

名前:チェ・ガオン(최가온)
生年月日:2008年11月3日
年齢:17歳(2026年2月現在)
出身:韓国・京畿道楊平郡
身長:164cm
所属:韓国代表/ロッテ スキー&スノーボードチーム
マネジメント:オールザットスポーツ
今大会の最年少メダリストでもあります。
すでに“世界トップ”だった17歳
チェはソウル出身。今季ワールドカップで3勝を挙げ、ランキング1位で五輪に乗り込みました。
主な実績:
・2022年 ジュニア世界選手権 優勝(圧倒的得点差)
・2023年 X Games スーパーパイプ最年少優勝
・2023年 デューツアー優勝(98.33点)
・FISワールドカップ優勝
すでに世界大会で実績十分の“完成されたティーンエイジャー”でした。

クロエ・キムとの“師弟物語”

実はチェの憧れはクロエ・キム。
2018年平昌五輪後から交流があり、米国でのトレーニングもサポートされていたといいます。
その憧れの存在を、五輪決勝で破るというドラマ。
まさに新時代の到来を象徴する瞬間でした。
3年前から語っていた「五輪では楽しみたい」

実はチェ・ガオンは、15歳の頃の韓国メディアのインタビューで、すでに印象的な言葉を残しています。
「올림픽에서 즐기고 싶어요(オリンピックでは楽しみたい)」
記者から目標を聞かれた際も、「金メダル」と即答するのではなく、
「メダルは取れたらいい。でも取れないかもしれない。今はスノーボードを本当に楽しんでいる。五輪という大きな舞台でもそうでありたい」
と語っていました。
7歳で父親と始めたスノーボード。
“速さ”と“楽しさ”に魅了され、転んでも「楽しいから大丈夫」と話していた少女は、常に「挑戦」と「楽しむこと」を優先してきたそうです。
五輪決勝で起きた衝撃の転倒
決勝1回目、高さのあるエアを披露した直後、リップに引っ掛かり激しく転倒。
膝や足への強い衝撃が見られ、会場は騒然。
救護スタッフも駆けつけ、一時は棄権(DNS表示)と報じられました。
しかし――
「続けろ」という声…不屈の3回目
2回目も出場しながら失敗。
そして迎えた3回目。
・スイッチバックサイド900
・2回転半トリック3本
・圧倒的な高さと完成度
90.25点を叩き出し逆転首位。
最大のライバル、クロエ・キムが最終滑走で転倒したことで金メダルが確定しました。
韓国スノーボード史に残る快挙
今回の金メダルで、
・韓国冬季五輪初の設楽(雪上)種目金メダル
・韓国五輪史上最年少メダリスト級
・アジアで史上初、氷上・雪上・そり全種目金達成
という歴史的記録を打ち立てました。
試合後のコメントが胸を打つ
「正直、諦めたい気持ちもあった。でも頭の中で“続けろ”という声が聞こえた」
17歳とは思えない精神力。
足を引きずりながらの表彰式は、まさに“負傷を超えた勝利”でした。
まとめ
転倒で心配の声が広がる中、
最後は自ら歴史を塗り替えたチェ・ガオン。
17歳の新星は、すでに世界の頂点に立ちました。
今後の活躍から目が離せません。

