EXILEの初期メンバーとして絶大な人気を誇った清木場俊介さん(SHUN)。
2006年に突然グループを脱退し、ファンの間に衝撃が走りました。
「なぜ脱退したのか?」、「メンバーとの関係はどうだったのか?」など、
いまだに語り継がれる脱退の理由について、当時のコメントやインタビューをもとに詳しく解説します。
さらに、脱退後の活動や現在の清木場俊介さんの姿にも迫ります。
EXILEを去った「SHUN」こと清木場俊介とは?

2001年にデビューした国民的ダンス&ボーカルグループ・EXILE。その初期メンバーとして圧倒的な歌唱力を誇ったのが、清木場俊介(SHUN)さんです。
彼の歌声に惹かれたファンも多く、「SHUN派」なんて言葉も生まれるほどの人気ぶりでした。
しかし、2006年3月──突然のEXILE脱退発表に、ファンのみならず多くの音楽ファンが驚きました。
なぜ、清木場俊介さんはEXILEを去る決断をしたのでしょうか?
清木場俊介がEXILEを脱退した理由は?

◉ 公式に発表された脱退理由:「ソロ活動に専念」
2006年3月27日、EXILE公式サイトにて、清木場俊介さんがグループを脱退することが発表されました。理由は「ソロ活動に専念するため」。
一見するとよくある脱退理由にも聞こえますが、その裏には彼自身の強い思いがあったのです。
◉ 本人が語った「本当の思い」
清木場さんは後のインタビューで、以下のように語っています。
「どうしても、自分の力でのし上がりたいと思った。グループで活動する中で、やりたい音楽ができなくなっていた。」
また、
「EXILEの音楽はスタイリッシュでかっこいい。でも、自分はもっと泥臭くてもいい。魂で唄いたい。」
と、自身の音楽性とグループとの方向性の違いについても言及しています。
メディアやファンの間で語られてきた「脱退の真相」
清木場さんの脱退理由については、さまざまな憶測や噂が飛び交いました。代表的なものをいくつかご紹介します。
◉ 音楽性のズレ
EXILEは当時からR&Bやダンスミュージックを主軸としていましたが、清木場さんはよりロックテイストで“唄”を重視した音楽を目指していました。
彼自身、「ロックの方が自分の肌に合っていた」と語っており、EXILEの音楽とは徐々にズレが生じていたようです。
◉ グループ活動の制約
グループとして活動する以上、「自分一人の意志では動けない部分もあった」と語ったこともあります。
「自分は右を向きたくても、グループが左を向けばそっちに合わせるしかない。」
そうした自由のなさにジレンマを感じていた可能性があります。
◉ 一部ファンの間で語られる「不自然な脱退」
一部では、「脱退の挨拶がファンにできなかった」ことを不自然だと感じる声もありました。
何らかの“大人の事情”があったのでは?と推測する声もありますが、真相は明らかになっていません。
一部では「事実上のクビでは?」との声も…
清木場俊介さんの脱退理由については、公式な発表や本人の言葉とは別に、ネット上ではさまざまな憶測が語られています。
清木場俊介さんのEXILE脱退について、ネット上では「事実上のクビだったのでは?」という声も散見されます。
そうした意見の中では、
- レコーディングへの遅刻やスタッフとのトラブルがあったとされる噂
- 地元・山口県では“ヤンキー”として知られていたという過去
- 他のEXILEメンバーたちはグループに在籍しながらソロ活動も並行していること
といった点を根拠に、「音楽性の違い」だけでは脱退の理由としては弱いのではないか、と指摘されています。
たとえば、EXILEのATSUSHIさんやTAKAHIROさん、三代目JSBの今市隆二さん・登坂広臣さん、GENERATIONSの数原龍友さんやTHE RAMPAGEの川村壱馬さん・吉野北人さんなど、現在のLDH所属アーティストたちは、グループ活動とソロ活動を両立しています。
そのため、「なぜ清木場さんだけがグループを脱退しなければならなかったのか?」という点に疑問を感じるファンも少なくないようです。
なぜこうした声が出てくるのか?
清木場俊介さんは、EXILE脱退後の活動スタイルや表現の自由さを貫いており、グループ時代のイメージとは大きく異なる一面を見せています。
そのギャップがあるからこそ、ファンの間では、
- 「何かあったのでは?」
- 「本音はもっと別のところにあるのでは?」
という想像や議論が広がってしまうのかもしれません。
脱退後の清木場俊介の活動と現在
脱退後の清木場さんは、「唄い屋」という肩書きのもと、ロックやバラードを中心にしたソロ活動を本格化。
- 全国ツアー開催
- CDリリース
- 映画出演など幅広く活動
特にライブでは、魂で唄う彼の姿に心打たれるファンが続出。EXILE時代とはまた違った魅力を発揮しています。
さらに、ATSUSHIさんとの共演が実現するなど、EXILEとの関係も「断絶」ではなく、音楽でつながっていることが伺えます。
ファンや世間の反応
当時は「SHUNロス」という言葉が生まれるほど、ファンの間には悲しみが広がりました。
しかし現在では、
- 「自分の道を貫いた彼を尊敬する」
- 「EXILE時代も今も、変わらず大好き」
- 「むしろソロの方が魅力的に感じる」
といった声も多く、清木場俊介=唄い屋として、再評価されている印象です。
まとめ:清木場俊介がEXILEを辞めたのは「自分の音楽を貫くため」
清木場俊介さんがEXILEを脱退したのは、決してネガティブな理由だけではありません。
それは「自分の音楽を信じ、貫くための前向きな決断」だったのです。
グループという枠を飛び出し、魂で唄う男・清木場俊介。
彼のこれからの音楽活動にも、引き続き注目が集まりそうです。