最近、パンツェッタ・ジローラモさんの名前を見かけ、
「そういえばジローラモって結婚してたっけ？」
「嫁って誰？ パンツェッタ貴久子ってどんな人？」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
この記事では、パンツェッタ・ジローラモさんの妻（嫁）である
パンツェッタ貴久子さんについて、経歴や人物像、現在の活動までを詳しくまとめます。
パンツェッタ・ジローラモは結婚している？
結論から言うと、パンツェッタ・ジローラモさんは既婚者です。
テレビでは陽気でプレイボーイなイメージが強かったことから、
独身だと思っていた人も多いようですが、実際には長年連れ添う妻がいます。
嫁（妻）は料理研究家・パンツェッタ貴久子さん
パンツェッタ・ジローラモさんの妻（嫁）は、
パンツェッタ貴久子（パンツェッタ・キクコ）さんです。
- 旧姓：谷澤
- 生年月日：1960年7月24日
- 出身地：東京都
- 職業：料理研究家
料理・食文化の分野で確かな経歴を持つ人物として知られています。
現在は、講演やトークショーなどで幅広く活躍しています。
ポチップ
パンツェッタ貴久子さんの詳しい経歴
貴久子さんは多摩美術大学日本画科を卒業後、
1986年にイタリアへ渡り、フィレンツェの
ロレンツォ・ディ・メディチ語学学校で学びました。
その後、ナポリの国立カポディモンテ磁器学校に留学し、
陶器や美術を通してイタリア文化への理解を深めています。
1988年、来日中だったイタリア人のパンツェッタ・ジローラモさんと結婚。
結婚を機に日本へ帰国しました。
帰国後も毎年イタリア各地を訪れ、特に食文化や家庭料理の研究を継続。
1997年には、イタリア・ボローニャの
シミリ料理コースでディプロマを取得しています。
また、夫・ジローラモさんとともに、
多数の雑誌や企業PR誌などでイタリア文化や食を紹介してきました。
2000年7月29日には、イタリア・ベローナ市より
「ジュリエッタ賞」を贈られています。
イタリア家庭料理教室「La tata（ラ・タータ）」を主宰
パンツェッタ貴久子さんは、1996年から
イタリア家庭料理教室
「La tata（ラ・タータ）」を主宰しています。
「食の原点は家庭にある」という考えのもと、
イタリアの家庭料理を日本で伝え続けています。
中目黒で料理店を経営していた経験も（※現在は閉店）
貴久子さんは、かつて東京・中目黒で
イタリア料理店 「COCCINELLA（コチネッラ）」 のオーナーも務めていました。
同店は2010年10月25日にオープンし、
パスタなどをすべて手作りで提供する
イタリアの家庭料理をテーマとした店として運営されていました。
※なお、この店舗は現在は閉店しています。
結婚のきっかけは飛行機での偶然の出会い
ジローラモさんと貴久子さんの出会いは、
日本からイタリアへ向かう飛行機の中でした。
当時、貴久子さんは陶器の勉強のためフィレンツェへ、
ジローラモさんは日本建築に関する資料収集のため来日した帰りだったといいます。
「ナンパではなく、ご飯おいしいですか？という自然な会話から始まった」
と語っており、まずは友人関係になり、
出会いから約2年後に交際、1988年に結婚しました。
「妻・きっこの料理は最高デス！」と語るジローラモ
ジローラモさんは、
「妻・きっこの料理は最高デス！」
と語ることがあり、夫婦仲の良さがうかがえます。
貴久子さんは、ジローラモさんのマンマ（母親）の味に触れたことで、
イタリア家庭料理に本格的に目覚めたといわれています。
最近は稲作にも挑戦 日本への恩返しとして農業に取り組む
ジローラモさんは近年、
貴久子さんの父親の故郷である
福島県会津美里町で稲作にも取り組んでいます。
「日本でお世話になっているから恩返しがしたい」
「日本の文化＝米。農業を元気にしたい」
と語り、農業のイメージを変えたいという思いで活動を続けています。
まとめ
- パンツェッタ・ジローラモさんは既婚者
- 嫁（妻）は料理研究家のパンツェッタ貴久子さん
- 美大卒・イタリア留学・専門的な料理教育を受けた経歴の持ち主
- 料理教室や飲食店経営など幅広く活動
- 夫婦でイタリア文化と日本をつないできた
「嫁」というキーワードから調べてみると、
華やかなイメージとは異なる、
文化と家庭を大切にする夫婦像が見えてきます。