今、サブカル・Z世代カルチャーの文脈でじわじわと注目を集めている人物、金井 球(かない きゅう)さんをご存知でしょうか?
「ミスiD 2022」のグランプリ受賞を皮切りに、モデル・エッセイスト・ポッドキャストパーソナリティ・映像出演と、幅広く活躍する彼女。
今回はその謎多き経歴と現在の活動内容を深掘りしていきます。
金井 球とは何者?プロフィールまとめ

項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 金井 球(かない きゅう) |
生年月日 | 2001年9月23日 |
出身地 | 東京都新宿 |
身長 | 154cm |
所属事務所 | MIXUS(ミクサス)※2024年より |
活動ジャンル | モデル/エッセイスト/パーソナリティ/クリエイター |
芸名の「球(きゅう)」という個性的な名前は、もともとネットで使っていたハンドルネームが由来とのこと。
本人も「由来はあんまり覚えていない」と語っており、その曖昧さも彼女らしい一面です。
ミスiD 2022グランプリ受賞

2022年、講談社主催の「ミスiD」にてグランプリを受賞。
当時は美容師アシスタントとして働く予定でしたが、そのユニークな感性と言語センスが評価され、サブカルチャー層を中心に注目を浴びるようになりました。
彼女は授賞式で「将来は“ミスiDグランプリの店”という名前の美容室を開きたい」と語り話題に。
今でもその“文化と職能をつなげる”スタンスが活動に表れています。
はじめまして♪金井球です♪Twitterとお笑いライブと餃子とうどんと友達と居酒屋が好きで、1人で暮らしている20歳です♪ミスiDって大会?でグランプリを取ったことがあります♪新卒で入った会社を三か月で辞めて、明後日から無職になります♪よろしくお願いしま〜す♪画像はアイスを食べてる冬のわたし pic.twitter.com/XL0KzMLHd1
— 金井球 (@tiyk_tbr) June 26, 2022
表現者としての現在:note/ZINE/ポッドキャスト

金井さんは文章表現にも力を入れており、自身のnoteでは哲学的なエッセイや日常の観察眼を綴った文章を公開。
さらに、自費出版ZINEの制作など、紙媒体での表現も模索しています。
また、元アイドル・園凜さんとともに配信中のポッドキャスト『ラジオ知らねえ単語』も人気コンテンツのひとつ。
リスナー同士を電話でつなげる企画や、言葉へのこだわりを感じさせる回など、独特な世界観が多くの共感を呼んでいます。
映像・出演実績にも注目:Apple TV+「サニー」出演
2024年、Apple TV+のドラマ『サニー』に“トドロキ ナツコ役”で出演しているという情報が事務所などから発表されています。
公式キャスト一覧には名前が記載されていないものの、一部エピソード(第3話・第9話)に登場しているとされ、今後さらなる映像出演も期待されます。
また、MV出演、ショートムービー、YouTube番組など映像を通した表現の幅も拡大中です。
Apple TV+『サニー』
— Natalie🧁 (@natalieogawa1) September 4, 2024
飛行機の墜落事故で夫と息子が行方不明になったスージーに、夫が製作したロボットが贈られます🤖
未来への希望となんとも不思議な日本が魅せる夢いっぱいの世界観。ふわっとしているのに、恐怖と不気味さもあり、引き込まれました。サニーがとにかく可愛い。信じて良かったです。 pic.twitter.com/i3rUEQ7fwg
なぜ今、金井 球なのか?
金井 球さんは、「かわいい」だけでも、「尖っている」だけでも語れない存在。
彼女の魅力は、言葉・ビジュアル・思想がすべてゆるく接続されていながら、強い個を放っている点にあります。
「リリー・フランキーに憧れている」という彼女の言葉通り、ジャンルにとらわれない“表現者”としての姿勢がZ世代・カルチャー層に刺さっているのです。
現在彼氏はいる?
金井 球さんは、過去の恋愛経験を示唆する記述やインタビューが複数残されていますが、「現在彼氏がいる」という確定情報は公的には確認されていません。
- 取材記事では、「中学時代の彼氏に『横顔がキレイだね』と言われた」というエピソードを語ったことがあります。
- また、note のエッセイ中には「恋人から誕生日にもらった星形のかばん」といった描写も見られます。
- さらに、X(旧Twitter)では、「彼氏が友達にあなたの写真を見せたら…」という発言など、交際を仄めかす投稿も見つかります。
- 一方で、メディア・インタビューで「現在の交際相手は?」という質問に対して明言された情報は、現時点で確認できていません。
したがって、金井 球さんの恋愛事情に関しては、過去のエピソードは語られているものの、現時点では彼氏がいるかどうかは不明です。
彼氏が撮ってくれた自分の写真見ると自分て顔アホすぎるなーと思う
— 金井球 (@tiyk_tbr) August 16, 2025
彼氏が「友だちにあなたの写真を見せたら、お前はやっぱり面食いだねえ と言われたよー」って、わたしが喜ぶと思って言ってきて、やっぱり、だと?と思ってから3ヶ月と2週間経った
— 金井球 (@tiyk_tbr) February 6, 2025
江口寿史と“無断参考”問題 — 金井球の横顔イラスト論争
(わたしの横顔が、知らないうちに大きく荻窪に……!?)
— 金井球 (@tiyk_tbr) October 3, 2025
と、お問合せをしたところ、直接ご連絡をいただき、このようなかたちとなりました。
金井球と申しまして、嫌いな食べ物と愛用しているお風呂用洗剤があります。わたしはわたしだけのものであり、人間としてさまざまな権利を有しております。 https://t.co/Cgib0bbBVh pic.twitter.com/WO2Cnilklf
2025年10月、東京・荻窪で開催予定の「中央線文化祭」の告知ビジュアルをめぐり、人気漫画家・江口寿史さんが 金井 球さんの Instagram に投稿された横顔写真を無断で参考にした疑い が浮上しました。
江口氏はX(旧Twitter)投稿で、「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔を元に描いた」と説明し、後から金井さん本人とのやりとりで承諾を得たとしています。
一方、無断利用・トレス・謝罪なしなどを問題視する声が多く上がり、主催者側は該当ビジュアルを一時撤去、謝罪を発表しました。
金井さん自身もこの件に言及し、「私の横顔が、知らないうちに大きく荻窪に……? と、お問い合わせをしたところ、直接ご連絡をいただき、このようなかたちとなりました」という趣旨のコメントをしています。
この事件は、肖像権・トレースと創作の境界・事後承諾の是非・クリエイター倫理といった複数の視点から議論を呼んでいます。
表現活動を行う金井球さんと、ベテラン漫画家である江口寿史さんとの間で起こったこの騒動は、今後の作品発表やクリエイター間のルール論にも影響を与える可能性があります。
まとめ:今後の活動から目が離せない
- ミスiDグランプリという異色のスタート
- noteやポッドキャストなど言葉を中心とした活動
- Apple TV+『サニー』など映像表現にも進出
2025年現在、金井 球さんは“文化人への道”をまさに歩んでいる最中。
今後の彼女の活動がどんなかたちで展開されていくのか、引き続き注目していきたい人物です。