女優・吉瀬美智子さんは、ドラマや映画、CMなどで幅広く活躍し、上品で落ち着いた雰囲気を持つ女優として人気を集めています。
そんな吉瀬さんは2021年に離婚を発表しましたが、元旦那さんは実業家でラーメン店を経営していた人物として知られています。
「吉瀬美智子の元旦那がやっていたラーメン屋ってどこ？」と気になる方も多いのではないでしょうか。
実は彼が手がけたのは、池袋を中心に展開していた有名ラーメンチェーン「光麺（こうめん）」。本記事では、そのラーメン店の場所や歴史、現在の状況まで詳しく解説していきます。
元旦那・田中健彦ってどんな人？
吉瀬美智子さんの元旦那である田中健彦さんは、ただの実業家ではありません。
もともとフランスに渡って料理の修業を積んだ経験を持ち、飲食業界に新しい風を吹き込んだ人物とされています。
経営者としては、ラーメン屋だけでなく、カフェやレストラン、さらには店舗デザインやプロデュースなど多方面に事業を展開していました。
吉瀬さんとは2005年頃に知人のパーティーで出会い、彼の猛アプローチを受けて交際に発展。
その後2010年に結婚し、二人の娘にも恵まれました。結婚生活は約10年続きましたが、価値観や生活スタイルの違いから次第にすれ違いが生まれていったと言われています。
「光麺」はどこにあった？ラーメン店の展開とその後
田中健彦さんが立ち上げた「光麺」は、1998年に池袋で誕生しました。
豚骨をベースにした濃厚なスープと自家製麺が特徴で、オープン当初からラーメン好きの間で話題になり、行列のできる人気店となりました。
その後、光麺は四谷や渋谷など都内の繁華街にも店舗を広げ、一時は「深夜でも食べられる本格ラーメン」として若者やサラリーマンから高い支持を得ていました。
ラーメンブームの波に乗り、観光客も訪れるなど知名度は急上昇。
SNSが普及する以前から“行列必至の名店”として紹介されており、一度は食べてみたいラーメンの代表格となっていたのです。
しかし、時代の流れとともに競合店も増加し、経営の環境は大きく変わっていきました。
倒産と経営再編――「株式会社KM」と「マリフィック」
光麺を展開していた株式会社KMは2015年に破産手続きを開始しました。このニュースにより「光麺＝倒産した店」というイメージを持つ人も少なくありません。
しかし実際には、一部店舗は新会社「株式会社マリフィック」に引き継がれ、経営形態を変えて営業が続けられました。
つまり、ブランドとしての「光麺」は存続していたのです。
ただし、経営者は田中健彦さんから離れ、別の人物の手に渡ったといわれています。そのため「田中さんのラーメン店」としての光麺は、この時点ですでに幕を下ろしていたとも考えられます。
全店舗閉店――池袋本店から恵比寿店まで
今日のラーメン🍜
— ハピワン@藤田@128号車 (@happyone_GP5) February 14, 2021
光麺
熟成醤油ラーメン全部のせ
焦がし担々麺
野菜トッピング
光麺は池袋の夜中週三で通った時期があったなぁ
新宿の家具店周って打合わせ
打合わせへ向かう道すがらモンエナ配ってた🤩
これ飲んでガンバロー pic.twitter.com/eIuPHMGa2b
では、現在の光麺はどうなっているのでしょうか。結論から言えば、2022年3月末の恵比寿店閉店をもって、すべての光麺店舗が閉店しました。
池袋本店
創業の地であり、長年にわたってファンに愛された池袋本店は、2019年12月に閉店しました。長蛇の列を作った名店も、約20年の歴史に幕を閉じました。
新宿南口店
繁華街の一等地にあった新宿南口店も2021年頃に閉店。学生や会社員に人気がありましたが、跡地は別の飲食店に変わっています。
恵比寿店
最後まで営業していたのが「光麺 恵比寿店」。しかしここも2022年3月末で閉店となり、その跡地には「町田商店 恵比寿東口店」が入居しました。これにより光麺は完全に姿を消したのです。
フードコート支店
ららぽーと横浜などにあったフードコート店もすでにすべて閉鎖されています。板で覆われた跡地は、ファンにとって寂しい光景となりました。
離婚理由と夫婦のすれ違い
吉瀬美智子さんと田中健彦さんの離婚理由については、公式には多く語られていません。
しかし一部では「生活習慣の違い」が影響したとも報じられています。
吉瀬さんは几帳面で整理整頓を好む一方、田中さんは洋服を脱ぎ散らかす癖があったり、いびきが大きかったりと、日常の小さな違いが積み重なっていったといわれています。
経営の苦労や生活リズムのずれも加わり、結果的に二人は別々の道を歩むことになったのでしょう。
まとめ
吉瀬美智子さんの元旦那・田中健彦さんが創業した「光麺」は、一時は都内を中心に人気を博したラーメンチェーンでした。
しかし経営の再編や破産を経て、2019年から徐々に店舗が閉鎖され、2022年3月に恵比寿店が閉店したことで完全消滅となりました。
今ではその味を楽しむことはできませんが、かつて「おしゃれにラーメンを楽しめる店」として多くのファンに愛された歴史は残っています。