この記事では、海洋生物の研究者でありながら、サイエンスイラストレーターとしても注目を集めている木下千尋さんについて、経歴や魅力をたっぷりご紹介します。
東京大学で博士号を取得した本格派の研究者でありながら、絵本や図鑑、科学誌のイラストまで手がけるという“二刀流”の活躍ぶりには驚きますよ!
彼女の代表作や研究テーマ、人気の理由、そしてプロフィールまで、初めて知る方でもしっかり分かるように丁寧にまとめました。
この記事を読めば、「なるほど!この人が注目されている理由がわかった!」ときっと感じていただけるはずです。
少しでも興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
きのしたちひろは何者?気になる魅力に迫る
2/2放送のダーウィンが来た!のサケ回見ました。海と川の両方のサケが紹介されててとても良かった…実家の岡山はサケに相当する魚類がいないためか、大きめの魚類が一斉に河川を遡上する姿は新鮮で感動する。再掲ですが太平洋のサケの川と海の姿(オス)をまとめたイラストを貼ります。 pic.twitter.com/BcP54DIqpQ
— きのしたちひろ (@chimomonga) February 3, 2020
きのしたちひろさんが「何者なのか?」気になりますよね。
実は、海洋生物の研究を専門にする立派な博士でありながら、プロのイラストレーターとしても活躍している、とってもユニークな方なんです✨
①研究者とイラストレーターの二刀流って本当?
はい、本当なんです!
きのしたちひろさんは、東京大学で博士号を取得した海洋生物の専門家。
その一方で、科学絵本や研究ポスター、図鑑などでイラストを描くイラストレーターとしても大活躍しています。
福音館書店の『たくさんのふしぎ』や、2025年6月発売の『ポケモン生態図鑑』の挿絵も手がけているんですよ。
どちらの分野でもプロとして評価されていて、まさに「二刀流」って言葉がぴったりですよね!
②科学を伝えるサイエンスアートとは?
サイエンスアートって、ちょっと難しそうな言葉ですよね?
でも実は、「科学の内容を、わかりやすく・楽しく伝えるアート」なんです。
きのしたさんは、研究で得た知識をもとに、図解やグラフィックを作成しています。
そのおかげで、難しい科学の話も、小学生から大人まで、誰でも楽しみながら理解できるんですよ〜!
まさに、科学とアートの橋渡しをしてくれる存在なんです♪
③どんなジャンルの作品を描いているの?
イラストを作成しました。ザトウクジラも多いのですが、シャチの数がすごいです(動画見れます)。冬のノルウェーの、昼間なのにすぐに太陽が沈んでしまいそうな、儚い感じを出してみました。https://t.co/XNLQ1m1L3T pic.twitter.com/2rBRFaEZUS
— きのしたちひろ (@chimomonga) December 6, 2023
きのしたさんが描いている作品、ジャンルはほんとうに幅広いんです!
絵本や児童書のイラストはもちろん、大学や研究所のロゴ、パンフレット、展示パネルまで手がけています。
描く生き物も、クジラ、ウミガメ、イルカ、海鳥など、海の生き物が中心で、どれもリアルで温かみのある絵柄が魅力的。
見る人の心をつかむような、生き生きとした表現が特徴です。
こんなにいろんなジャンルを描けるのって、本当にすごい才能ですよね!
④なぜ注目されているの?
注目されている理由のひとつが、2025年6月18日に発売される『ポケモン生態図鑑』のイラスト担当に抜擢されたこと!
東京大学出身の博士が手がけた本格的なビジュアルは、ポケモンファンだけじゃなく、科学好きにも話題なんです。
ただ可愛いだけじゃなくて、ちゃんと生態学の視点で描かれているので、リアルで説得力があるんですよね。
学術とエンタメの融合、まさに“新しい時代の図鑑”といえる一冊になりそうです。
きのしたさんのイラストは、そうした期待をしっかり受け止めて、さらに上をいく魅力がありますよ〜!

きのしたちひろの経歴と学歴がすごい!
きのしたちひろさんのこれまでの歩みを見ると、「すごい…!」って思わず言っちゃいます。
東京海洋大学から、あの東京大学の大学院へ進み、研究者としてもすごく実績のある方なんです。
①東京海洋大学から東京大学大学院へ
最初は東京海洋大学で、海の生き物たちの生態を学んでいました。
特にクジラやイルカなど、ダイナミックな動物たちの行動に夢中になったそうです。
卒業後は、東京大学の大学院・大気海洋研究所に進学し、佐藤克文先生のもとでさらに研究を深めました。
こうした一流の研究環境で培った知識と経験が、今の彼女の活躍の土台になっているんですね。
まさに「文系から理系に飛び込んだ異色の博士」って感じで、そこもまた魅力的です!
②バイオロギング研究の第一人者に学ぶ
バイオロギングって知ってますか?
これは動物に小型の記録装置をつけて、行動データを集める手法なんです。
きのしたさんは、この分野の第一人者・佐藤克文教授のもとで、ウミガメの行動を研究しました。
海の中って見えない部分が多いけど、こうやって“記録”を通じて生き物のリアルな姿を明らかにするんですよ!
そういう最先端の研究にも携わってきたなんて、本当に尊敬しちゃいますよね♪
③クラウドファンディングでも話題に
ウミガメ研究を進めるため、きのしたさんはクラウドファンディングにも挑戦したんです!
その結果、見事に目標達成✨
研究ってお金がかかるものだから、こうして自分で資金を集める力もあるのってすごいですよね。
自分の研究を自ら社会にアピールする姿勢も、本当に素晴らしいなって感じました。
科学を支える人って、こういうところからも生まれていくのかもしれません。
④所属歴や肩書からわかる実力派
現在は、名城大学の農学部 環境動物学研究室に所属しつつ、日本学術振興会の特別研究員(PD)として活動中。
大学や研究所だけでなく、出版社や科学館など、さまざまな機関ともコラボしています。
その柔軟なスタンスと、専門性の高さは、多くの人から信頼されている証拠ですね!
やっぱり「何者?」って思われるのも納得の経歴です。
どんどん注目されていくのも、当然の流れかもしれません♪
きのしたちひろの代表作品や活動まとめ
ここでは、きのしたさんの実際の作品や活動内容について、詳しく見ていきます!
どんな本に関わっているのか、どこで見られるのか、要チェックですよ〜📚
①「たくさんのふしぎ」などの絵本シリーズ
福音館書店の人気シリーズ『たくさんのふしぎ』で、「なぜ君たちはグルグル回るのか?」という科学絵本のイラストを担当。
海の生き物たちの不思議な動きを、楽しくわかりやすく表現してくれています♪
小学生向けの読み物ですが、大人が見ても「なるほど!」って思えるような内容なんですよ。
リアルさと親しみやすさのバランスが絶妙で、きのしたさんらしさが光ってます!
気になった方は、ぜひ書店で探してみてくださいね〜。

②「ふしぎにDive!」の連載内容とは?
来年から、中日新聞・山陽新聞で海の生物の生態をイラストと文で解説する連載「ふしぎにDIVE!」が始まります。月1回の頻度です。こちらもどうぞよろしくお願いします🙏 pic.twitter.com/v2oLtDVFMf
— きのしたちひろ (@chimomonga) December 31, 2022
現在、中日・山陽新聞で月1ペースで連載されている「ふしぎにDive!」。
この連載は、「難しい海洋生物の論文を、イラスト付きでわかりやすく紹介する」という内容です。
ただ絵があるだけじゃなく、きのしたさんの読み解き力・解釈力が光っていて、見てるだけで楽しく学べちゃいます。
研究者目線とイラストレーター目線の両方があるからこそできる連載ですね。
科学に詳しくない人でも、気軽に楽しめるので超おすすめです。
「ふしぎにDive!」というタイトルも可愛くて、親しみが湧きますよね♪
③研究機関や出版社とのコラボ実績
東京大学や名古屋大学、理化学研究所など、名だたる研究機関とコラボしてきた実績も豊富!
出版社では、日経サイエンスやベネッセ、SBクリエイティブなど多ジャンルに対応。
絵だけでなく、研究ポスターやデータ図解なども手がけています。
専門性が求められる場面でも、しっかり信頼されているのがすごいところです。
どこに出しても恥ずかしくない、安心感あるアートですね✨
④図鑑や科学誌でのイラスト掲載情報
【仕事】野鳥専門誌「BIRDER」内の連載バイオロギング にて鳥類に関する研究の挿絵を担当しています。
— きのしたちひろ (@chimomonga) February 5, 2020
学位審査等で慌てており、お知らせが遅れました🙇♂️お手元にあれば是非ご覧ください。素敵な表紙の2月号は現在書店に並んでいます。 pic.twitter.com/kIL0rEgp59
「BIRDER(野鳥の雑誌)」や「へら専科(釣り専門誌)」でも活躍中!
どちらも専門性が高く、読者からの信頼も厚い雑誌です。
そんな場所に連載を持っているなんて、すごいですよね。
誌面で見かけたら、ぜひチェックしてみてください。
新しい発見があるかもしれませんよ♪
きのしたちひろのプロフィール(基本情報)
最後に、きのしたさんのプロフィールを表でまとめてみました✨
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 木下千尋(きのしたちひろ) |
出身地 | 岡山県倉敷市 |
生年 | 1990年 |
学歴 | 東京海洋大学 → 東京大学大学院 |
専門分野 | 海洋生物の行動生態学、潜水生理学 |
現在 | 名城大学/日本学術振興会 特別研究員PD |
職業 | 研究者・イラストレーター(二刀流) |
主な作品 | 『たくさんのふしぎ』『ポケモン生態図鑑』『BIRDER』『へら専科』 |
こうしてみると、本当に多才で魅力的な方ですよね!
今後の活躍にも、ますます注目が集まること間違いなしです✨