木山裕策さんは、40歳でメジャーデビューを果たした異色の歌手です。
彼の代表曲『home』は、家族への深い愛情を込めた楽曲として、多くの人の心を打ちましたよね。
でも、それまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。
そんな彼がどのようにして歌手デビューを果たし、大ヒット曲を生み出したのか?
そして現在はどんな活動をしているのか?
ぜひ最後までチェックしてくださいね!
木山裕策の経歴と学歴を詳しく解説!

木山裕策さんは、40歳でのメジャーデビューという異色の経歴を持つ歌手です。
しかし、それまでの人生には多くの苦難や挑戦がありました。
ここでは、彼の学歴や学生時代のエピソードを詳しく見ていきましょう。
① 幼少期と学生時代のエピソード
木山裕策さんは1968年10月3日、大阪府で生まれました。
彼の父親は生物の教師、母親は自宅で美容院を経営しており、教育熱心な家庭環境で育ちました。
幼少期から歌うことが好きで、NHKの「みんなの歌」に流れていた『小さな木の実』がお気に入りだったそうです。
ただ、合唱は苦手で、一人で歌うのが好きなタイプだったとか。
小学校時代はそろばんやピアノ、英会話などさまざまな習い事をしていましたが、特に音楽が好きだったそうです。
② 出身小学校・中学校・高校・大学
木山さんの学歴を詳しく見ていきましょう。
学歴 | 学校名 | 偏差値 |
---|---|---|
小学校 | 大阪市立東都島小学校 | なし |
中学校 | 大阪市立桜宮中学校 | なし |
高校 | 大阪府立大手前高校 | 73(超難関) |
大学 | 大阪外国語大学(現・大阪大学)外国語学部スペイン語専攻 | 58 |
高校は大阪の公立トップレベルである大手前高校に進学。
大学は大阪外国語大学のスペイン語専攻で、現役ではなく1年浪人して入学しました。
学生時代は映画に夢中で、毎日5~6本観ていたほどの映画好きだったそうです。
③ 学生時代に夢見た職業とは?
高校時代、映画にハマったことで「脚本家になりたい」と考えるようになった木山さん。
大学卒業後はすぐに会社員にならず、一度は塾講師をしながら上京し、脚本家を目指しました。
しかし、なかなか成功せず、出版社に就職することを決意。
ここから、彼の会社員としてのキャリアがスタートします。
木山裕策の会社員時代と歌手転向

木山さんは、歌手デビューする前に会社員として約20年間働いていました。
その経験が、後の歌手活動にも大きく影響を与えています。
① 会社員としてのキャリアと仕事内容
大学卒業後、木山さんは出版社に就職しました。
その後、1998年からは大手企業・リクルートに入社し、Web制作や広告関連の仕事に従事。
特にリクルートでは、120名ほどの部署で課長職を務め、Webコンテンツの企画やマネジメントを担当していました。
会社員として忙しい日々を送っていましたが、歌を仕事にすることは考えていなかったそうです。
② 甲状腺がんの発覚と人生の転機
木山さんの人生を大きく変えたのは、36歳のときに発覚した「甲状腺がん」でした。
医師から「手術後、声が出なくなる可能性がある」と宣告され、大きなショックを受けます。
しかし、「もし声が残るなら、家族に自分の歌を届けたい」と決意。
無事に手術は成功し、彼は歌を本格的に始めることを決意しました。
③ 家族への思いと歌手を目指した理由
木山さんには4人の息子がいます。
彼は「もし自分がいなくなっても、CDに残した声を子どもたちに聞いてもらいたい」と考えました。
その想いが強くなり、ついにオーディション番組『歌スタ!!』へ応募。
ここから、彼の歌手としての人生が始まるのです。
木山裕策が売れたきっかけ
① 『歌スタ!!』出演が人生を変えた

木山さんは、歌手デビューのために『歌スタ!!』に出演しました。
そこで出会ったのが、音楽プロデューサーの多胡邦夫さん。
彼と一緒に作り上げた楽曲『home』が番組内で高く評価されました。
しかし、最終審査では一度落選。
それでも、多胡さんの支援を受けて再挑戦し、ついにデビューが決まりました。
② デビュー曲『home』が大ヒット
2008年2月6日、シングル『home』でメジャーデビュー。
この曲は「家族への愛」をテーマにした歌詞が多くの人の心を打ち、大ヒットを記録しました。
また、オーディション番組放送後、着うたダウンロードが爆発的に増加し、話題に。
③ NHK紅白歌合戦出場までの道のり
『home』のヒットにより、同年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たします。
「家族のために歌う」という彼の姿勢が多くの共感を呼びました。
こうして、会社員から歌手へと転身した木山さんは、一躍有名人となりました。
④ その後の活動と現在の仕事
デビュー後も、彼は会社員と歌手の二足のわらじを続けました。
2018年にはデビュー10周年を迎え、新曲『手紙』をリリース。
2020年以降は、歌と講演活動を中心にシフトし、全国でライブや講演を行っています。
木山裕策の基本情報(プロフィール)
項目 | 詳細 |
---|---|
本名 | 木山裕策 |
生年月日 | 1968年10月3日 |
出身地 | 大阪府 |
学歴 | 大阪外国語大学(現・大阪大学)卒業 |
会社員歴 | リクルート、ゼンリン、アカツキなど |
歌手デビュー | 2008年『home』 |
代表曲 | 『home』、『手紙』、『幸せはここに』 |
家族 | 妻、4人の息子 |
まとめ
- 木山裕策さんは大阪府出身で、高校・大学ともに難関校を卒業。
- 会社員として働いていたが、36歳で甲状腺がんを発症し、歌手を目指すことを決意。
- オーディション番組『歌スタ!!』で才能を発揮し、2008年に『home』でメジャーデビュー。
- 『home』は大ヒットし、同年のNHK紅白歌合戦にも出場。
- 現在は歌手活動に加えて講演活動も行い、多くの人にメッセージを届けている。
40歳でのメジャーデビューという異例の経歴を持つ木山裕策さん。
家族への愛を歌い続ける彼の今後の活躍にも注目ですね!