立花孝志の収入源とは?伊東市長選への出馬で注目される“お金の実情”を解説

静岡県伊東市の市長選挙に、NHK党(旧・NHKから国民を守る党)の立花孝志氏が立候補の意向を示し、大きな話題となっています。

「YouTuber」「元NHK職員」「政治活動家」として多面的に活動してきた立花氏ですが、近年では「収入源」や「借金」についても注目が集まっています。

この記事では、立花氏の主な収入源や年収、そして伊東市長選への出馬の背景を分かりやすく整理してご紹介します。

目次

立花孝志氏とは?プロフィールとこれまでの活動

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立花孝志(たちばな・たかし)氏は、1967年8月15日生まれの大阪府泉大津市出身。

かつてNHKに勤務し、経理担当として勤務していた際に内部告発を行ったことで注目を集めました。

2005年にNHKを退職後、NHKの受信料制度や報道体制の問題を訴え続け、2013年には政治団体「NHKから国民を守る党(後にNHK党へ改称)」を設立。

「NHK受信料のスクランブル化」を主張し、政党代表として参議院議員に当選しました。

政治家としての活動に加え、YouTubeなどを活用した情報発信でも知られています。

2019年頃には、YouTubeでの政治系コンテンツを中心に人気を集め、当時は月収1000万円を超える時期もあったとされています。

しかし、後にYouTubeの広告収益が大きく減少した時期があり、現在は主に講演活動やメディア出演などを中心に収入を得ているとみられます。

政治活動では、既存メディアへの批判や政治資金の透明化など、独自のスタンスを貫きながらも賛否両論を巻き起こしてきました。

その率直な物言いと発信力の強さから、「既存政治の枠にとらわれない人物」として注目を集め続けています。

現在の収入源は?年収1200万円を公表

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「令和6年度の立花の年収は大体1200万でしたので、所得税が大体120万円」とした上で「住民税は来年になるんですが、まあ80万円ということで、大体200万円ぐらいの納税になります」と説明した。

立花孝志氏がフルオープン 令和6年度の年収、借金額、納税額、収入源明かし税金未納デマも否定 – 芸能 : 日刊スポーツ

立花氏は、2025年3月に公開した自身の動画で、令和6年度(2024年度)の年収がおよそ1200万円ほどであると公表しています。

その中で、「ほぼ収入源と言っていいぐらいの収入源は銀座のバー『アズライール』でのアルバイト代(出演料)」と明かしており、政治家としての報酬よりも個人としての活動による収入が中心であることを説明しました。

この「アズライール」は、政治家や著名人が出演することで知られる銀座のバーで、立花氏はここでの出演料を主な生活費に充てていると述べています。

本人の発言によると、「所得税が約120万円、翌年度の住民税が約80万円になる見込み」とも語っており、税金に関する情報まで具体的に公開しています。

また、かつてはYouTubeでの広告収入が大きな割合を占めていた時期もありましたが、近年はその収入が大きく減少。

現在は動画配信による収益よりも、講演やイベント出演、メディアでのコメント出演などが主要な収入源となっているようです。

公職経験者として政治資金報告書を通じた活動資金もあるものの、本人は「収入のほとんどは個人としての仕事」と強調しており、政治活動の資金と生活収入を明確に分けている点が特徴的です。

政治資金・YouTube・借金…「お金」のリアル

政治資金と政党交付金の実情

立花氏は、政治家としての活動を行う一方で、「お金の使い方」や「資金管理」についても常に注目を浴びてきました。

本党の政治資金収支報告書によれば、2019年から2023年3月までの4年間に党が得た政党交付金は約6.7億円です。

Twitter/Xなどで、「立花孝志が11億円を溶かした」などと批判されていますが、これは立花氏が11億円もの党の資金を無駄に浪費したということなのでしょうか? | みんなでつくる党

かつて党代表を務めていたNHK党(旧・NHKから国民を守る党)は、2019年から2023年にかけて報道・集計によれば約6.7億円の政党交付金を受け取っています。

立花氏自身が代表・会計責任者を務めていた期間も含まれており、政党運営にかかる費用やスタッフの人件費、政治活動費などに充てられてきました。

ただし、政党交付金の使途や残高については、「党の口座にほとんど資金が残っていなかった」などと報じられたこともあり、資金の透明性をめぐっては議論が続いています。

立花氏はこれらの指摘に対し、「すべて正しく処理している」と説明しており、収支報告書も法に則って公開されています。

借金・個人収入と現在の活動

また、2024年12月には「借金が約12億円ある」との本人発言が週刊誌で報じられました。

この借入の多くは党運営に関する資金であり、個人の生活費ではないとされています。

立花氏はインタビューの中で「自己破産しても構わない」と語るなど、資金面の厳しさを包み隠さず話す姿勢も見せています。

一方で、YouTubeチャンネルをはじめとするオンライン発信は現在も継続しており、動画やSNSでの影響力は依然として大きい存在です。

政治資金・YouTube収益・講演料・出演料といった複数の収入源を組み合わせながら、政治活動と生活を両立させている様子がうかがえます。

伊東市長選への出馬表明

2025年11月、立花氏はSNSを通じて「伊東市長選に立候補する」と正式に発表しました。

市政への関心を高めるとともに、「メディアの偏向報道に問題提起する」といったテーマも掲げています。

静岡県伊東市では、前市長・田久保真紀氏の学歴詐称問題を受けた失職をきっかけに、政治不信が広がっており、立花氏の出馬はその“混乱の中での新風”として注目を集めています。

収入源は選挙にどう影響する?

政治家としての実績よりも、個人としての影響力が強い立花氏。

「収入源が不安定ではないか」という声もある一方で、支持者からは「公務員ではないからこそ、市政に新しい視点を持ち込める」といった期待も寄せられています。

特に、SNSを通じた発信力や、自らの収入を包み隠さず公表するスタイルは、従来の政治家像とは異なる“オープンな姿勢”として一定の支持を得ています。

まとめ

立花孝志氏の収入源は、かつてのYouTube広告収益や政党交付金から、現在は銀座での出演料や講演収入などへとシフトしています。

政治活動を続ける中で、経済的に厳しい一面を見せつつも、自身の発信力を武器に地方政治へ挑む姿勢は、伊東市民の関心を集めています。

今後の選挙戦では、立花氏がどのように“お金”と“政治”の両立を示すのかが注目されるでしょう。

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