「尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領って、結局なにしたの?」
韓国のニュースを見ていると「極刑求刑」という衝撃ワードまで出てきて、気になった人も多いはずです。
結論から言うと、尹錫悦前大統領は戦争でも国家非常事態でもないのに“非常戒厳(戒厳令)”を宣言し、軍や警察を動員したとして、検察側から「内乱首謀」の罪で追及されています。
そして2026年1月13日、特別検察官は尹前大統領に対し極刑を求刑しました。
この記事では、韓国政治に詳しくない人でも理解できるように、尹錫悦前大統領が「何をしたのか」を時系列でわかりやすく整理し、なぜ死刑求刑までいったのかを解説します。
尹錫悦前大統領は何した?わかりやすく結論

尹錫悦前大統領の「何した」を一言でいうと、
「平時なのに非常戒厳を出し、軍を動かして国会などを実力で抑え込もうとした」と検察側に疑われている
という話です。
検察側はこの行為を“内乱(反乱)”の首謀と位置付け、極めて重大な犯罪だとして追及しています。
そもそも「非常戒厳」って何?(日本向けに超かみ砕き)
「戒厳(かいげん)」とは、国が本当に危ない時に発動される非常措置です。
イメージとしては
- 政治より治安が優先される
- 軍が前面に出て統制する
- 国会・報道・集会などが制限されうる
つまり、民主主義の通常運転が止まり、国家が“非常モード”に入るようなもの。
韓国では過去の軍事政権時代の歴史とも結びつくため、戒厳は特に強い警戒感をもたれるテーマです。

尹錫悦前大統領はなぜ問題になった?3つの争点
①「戦時でもないのに戒厳を宣言した」ことが違憲とされている
起訴状などによると、尹前大統領は国家非常事態・戦時でもない状況で非常戒厳を宣言したとされます。
②軍と警察を動員し、混乱を引き起こしたとされている
宣言だけではなく、実際に軍や警察が動いた点が「危険度が高い」と見られています。
報道では、国会周辺に部隊が展開したことなどが強く問題視されました。
③国会・司法・選管などを押さえ「権力独占」を狙った疑い
特別検察官は、戒厳を手段に立法権・司法権を掌握し、権力を独占しようとしたと主張しています。
【時系列】尹錫悦前大統領に何があった?流れをわかりやすく
報道をもとに「ざっくり何があったか」を整理すると以下です。
- 2024年12月:尹錫悦大統領(当時)が非常戒厳を宣言
- 軍や警察が動き、国会・政治が大混乱へ
- 政治的責任を問う動きが強まり、尹氏は追い詰められる
- 裁判で「内乱首謀」などの罪で起訴
- 2026年1月13日:特別検察官が極刑を求刑
極刑求刑の理由は?検察側の主張まとめ
特別検察官が極刑を求めた理由は、
- 非常戒厳を使って権力を掌握しようとした
- 民主主義の中枢を揺るがした
- 責任転嫁を行い反省がない
などが挙げられています。
つまり「一時的な暴走」ではなく、国家体制を壊すほど重大という位置づけで、最も重い刑を求めた形です。
尹錫悦前大統領側の反論は?
尹前大統領側は一貫して
- 違憲・違法な指示はしていない
- 国民への被害は出ていない
- 大統領権限としての緊急措置だった
として無罪を主張しています。

極刑になる可能性は?韓国で死刑執行はあるの?
韓国は法律上、内乱罪などで最も重い刑(死刑に相当する刑)があり得ます。
ただし重要なのは、
韓国では1997年以降、死刑執行が行われていない
という点です。
そのため、仮に極刑判決が出たとしても、
- 控訴・上告で量刑が変わる
- 最終的に終身刑相当になる可能性
なども指摘されています。
判決はいつ?今後どうなる?
ロイターなどによれば、判決は2026年2月に言い渡される見込みです。
求刑が死刑である以上、結果がどうなっても韓国政治・社会へのインパクトは大きく、今後も続報が注目されます。
まとめ:尹錫悦前大統領は何した?わかりやすく振り返り
- 尹錫悦前大統領は非常戒厳(戒厳令)を宣言
- 軍や警察を動員した点が重大視
- 検察側は内乱首謀(クーデター未遂級)として追及
- 2026年1月13日、特別検察官が極刑を求刑
- 判決は2026年2月見込み
今後、判決の内容次第では「韓国史に残る政治事件」としてさらに注目度が上がる可能性があります。

