細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』が公開され、期待以上の注目を集めています。
しかしその一方で、X(旧Twitter)では 「声優が下手」「俳優のアテレコが合っていない」 といった声が多く見られ、議論が過熱しています。
特にヒロイン役の芦田愛菜さんに対する意見が目立ちますが、実際には 複数の俳優キャストに対して“下手”という批判が出ている 状況です。
本記事では、SNSの意見を中心に「なぜこうした評価が集まっているのか」「擁護・肯定意見はあるのか」を丁寧に整理します。
『果てしなきスカーレット』声優が“下手”と話題に?
映画公開後、X上には以下のような意見が投稿されています。
- 「芦田愛菜の声が役に合ってない。叫び声が苦手…」
- 「他のキャストもセリフが棒読みに聞こえる。俳優を声優に使いすぎでは?」
- 「全体的に“声が浮いてる”感じがして集中できなかった」
- 「細田作品は俳優起用が多いけど、今回はミスマッチが目立つ」
複数の俳優キャストに対して「下手」「棒読み」「感情が伝わらない」という指摘が見られ、作品全体の印象につながっているようです。
果てしなきスカーレットって映画の予告ちょびちょび流れてくるけど、芦田愛菜はかわいい系の声だから少年役とかだったら違和感ないのに、かっこいい女性の役だからすっごい下手に聞こえる
— はくさいはシンデレラに憧れる (@UltimateHakusai) November 21, 2025
果てしなきスカーレットおもろそうやのに主役の声が無理すぎて下手すぎて観れない
— 休みくれ (@_NYANKOTO) November 14, 2025
果てしなきスカーレット観てきたけど芦田愛菜ちゃん声優演技下手すぎかよ。学業優先して演技力落ちちゃったのかな。エンディングテーマ曲はすごい良かったけど、最初からとにかくずっと苦痛演技だった。
— taro_kun_0814 (@taro3_t) November 22, 2025
果てしなきスカーレットの声優下手すぎだろ
— ゆとちん・あいらんど (@jumpeggs) November 21, 2025
なぜ俳優が声優を務めると“下手”と言われやすいのか?
プロの俳優であっても、声優の仕事は別ジャンルとされています。
SNSにも以下のような擁護の声がありました。
- 「俳優と声優は必要な技術が違うから、多少の違和感は当然」
- 「声だけで演技する難しさは一般の人が思っている以上」
- 「アテレコ経験が少ない俳優に求めるハードルが高すぎる」
実際、声優の演技は
・台詞の抑揚 ・マイク前での呼吸 ・表情を声だけで表現する技術 ・キャラクター性に“声を寄せる力”
など非常に専門的。
俳優の“実写演技”が必ずしも“アニメ演技”に直結するわけではなく、これが「下手」という印象につながることがあります。
作品全体の評価が声優批判を強めた可能性
映画レビューを見ると、脚本や構成に対する厳しい意見も一定数あります。
- 「話が急で感情移入しづらい」
- 「演出が説明的すぎる」
- 「ストーリーの密度に対して声が浮いてしまう」
こうした“作品そのものへの不満”が、
「声が気になる」「演技が下手に聞こえる」
という評価を強めている可能性も指摘されています。
つまり声優の技術だけでなく、
映画の演出・キャラクターづくり・音響バランス
など複数の要因が絡み合って「下手」と感じられるケースがあるということです。
果てしなきスカーレット公開初日に見てきた。劇場いたの俺一人
— s (@pkmgdawtmg) November 21, 2025
面白い面白くないじゃなくて意味不明
ただただポップコーンを食べるだけの映画
設定も脚本もあやふや、あと声優が下手
唯一すげえと思った背景描写も終盤はほんとにひどかった。
ラスト5分くらいは作画崩壊レベルの酷さだった。
『果てしなきスカーレット』を鑑賞。『おおかみこども〜』以降では1番良かった。アニメーションや世界観、アクションが良かったし癖が無くて見やすい。ただ『復讐は駄目』『憎しみの連鎖は止めるんだ』と言う擦られまくったテーマに対して当たり前過ぎる答えしか提示しない無味無臭過ぎる物語が駄目。 pic.twitter.com/kXNg7GUree
— Keita (@movielove0328) November 23, 2025
もちろん肯定的な意見もある
果てしなきスカーレット観てきました!
— Teo@闇研究所所長(ゆっくり解説) (@Teo40356144) November 21, 2025
正直、酷評されすぎだと思います。
愛の表現とても良かったと思います。
世間の評価なんて気にしない。私は好きでしたよ。 pic.twitter.com/FmpHfXAEtn
一方で、俳優ボイスキャストを高く評価する意見も多くあります。
- 「芦田愛菜の透明感のある声がキャラに合っていた」
- 「俳優だからこその“自然な話し方”が良かった」
- 「叫び声にリアルさがあって感情が伝わる」
- 「映画全体の雰囲気に俳優の声がむしろマッチしていた」
俳優起用が映画の世界観に深みを与えると感じる人もおり、評価は大きく割れています。
果てしなきスカーレット!
— うどん太郎 (@udontaroudesu) November 21, 2025
観てきた!
あらすじは10秒位で説明できちゃう話なんだけども、圧倒的な「画面」の力にヤラレてしまった。
その中で描かれる「人」が、各々やたら濃い(って表現じゃ伝わらないか😅)。
観て良かった♥。
それにしても、芦田愛菜ちゃんって凄いね。#果てしなきスカーレット pic.twitter.com/zhXo35HjXH
果てしなきスカーレット見てきた!
— sa (@gnp7doz) November 23, 2025
賛否両論あるけど
私はすごい良かったと思う。
なんなら泣いたもう一回見たい👏👏#果てしなきスカーレット pic.twitter.com/4GJQupVXHX
まとめ:評価が割れるのは“俳優×アニメ声優”だからこそ
『果てしなきスカーレット』の声優評価は、
芦田愛菜さんだけでなく俳優陣全体に賛否が集中 しています。
その背景には
- 俳優と声優の技術的な違い
- 作品全体の演出や脚本評価
- 期待値の高さ
- 細田守作品への注目度
が大きく影響していると考えられます。
声優起用にはメリットもデメリットもありますが、
最終的には「作品の世界観に合うかどうか」が評価を分けるポイントのようです。
今後も俳優声優のあり方や、作品との相性をめぐる議論は続きそうです。

