お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿さんが「素人はSNSをやるな」と発言したことが波紋を呼んでいます。
SNS上では「松尾は終わった」「失言だ」といった批判も広がっていますが、本当にそうでしょうか？
本記事では、発言の背景や真意を整理しつつ、擁護の視点から「松尾さんは終わったわけではない」理由を考えていきます。
松尾の発言と炎上の経緯
松尾さんはYouTubeサブチャンネル「チョコプラのウラ」にて、アインシュタイン稲田さんのアカウント乗っ取り事件をきっかけにSNSのあり方を語りました。
その際に「芸能人やアスリート以外はSNSをやるな」「素人が発信するな」といった表現があり、SNS上では「上から目線だ」「一般人を見下している」と批判が集中しました。
一方で本人は、SNSの進化や誹謗中傷の拡散を憂う意図を持って語ったとみられます。
“素人発言”の真意を読み解く
表現は強いものでしたが、松尾さんが伝えたかったのは「無責任な発信が人を傷つける危険性」ではないでしょうか。
それには、SNSの匿名性にも関係しています。
実際に有名人であれば顔出しして世の中に様々なことを発信していますが、一般の人は違います。
芸能人として誹謗中傷にさらされてきた経験から、言葉の持つ影響力を強く意識しているからこそ出た言葉だと考えられます。
「素人」という言葉選びが批判を招いたのは事実ですが、背景には「誰もが発信者になれる時代だからこそ責任が必要だ」という問題提起が隠れています。
チョコプラ松尾さんの件は
— さかな (@mikanbana) September 15, 2025
素人って言い方はよくないけれど
「芸能人やアスリート」は名前と顔を出して世に晒されながら生きてるのに対して、SNS使ってる多くの一般人は匿名偽名の隠れみの羽織りながら好き勝手言ってるのをやめてほしいって意味よね
騒ぐほどの話じゃない
実際匿名はフェアじゃない
チョコプラの松尾さんに言論の自由がどうたら言ってる人いるけど的外れじゃないか？
— 菽 (@7_neotrues) September 16, 2025
匿名の誹謗中傷が横行してるからやるなら正々堂々と批判しろ、それが出来ないならSNSやるなってことだと。言葉選びは良くなかったかもしれないけど、そこまで言うこと..？あの発言一つにそこまで怒れる熱量にびっくり
チョコプラ松尾さんの件、私は悪くとらえすぎだと思うの。
— ぴーこ (@AOGNHSN) September 15, 2025
芸能人やアスリートは匿名ではないから何かあったら今回がまさに良い例で、叩かれて制裁受けたり責任取れるけど、匿名の素人って何も責任とらず人を傷つけるだけの人も多い。承認欲求の塊で無責任。
批判の声と擁護できる理由
批判されている点
- 一般人を一括りに否定する言い方が不快
- 言論の自由を制限しているように聞こえる
- 「素人」という表現が差別的に響く
擁護できる理由
- 本質的には「誹謗中傷をなくしたい」という意図がある
- 芸能人として日々発信の責任を痛感しているからこそ出た意見
- 軽率な発信の危険性を指摘するのは、社会全体の課題提起にもなる
「終わった」ではなく、学びと変化のタイミング
今回の発言で一部の信頼を失ったことは否めませんが、「終わった」と断じるのは早計です。
むしろ今回の炎上をきっかけに「言葉の重み」を再確認し、より成熟した発信をしていく転機となるでしょう。
芸能人にとって言葉は武器でありリスクでもあります。しかし、それを乗り越えていくことができれば、信頼を回復し、さらに多くのファンに支持される可能性は十分にあります。
まとめ
チョコプラ松尾さんの“素人発言”は、表現の強さゆえに炎上しました。しかし、その裏には「SNS時代における発信の責任」を問い直す真剣な思いがあります。
「終わった？」という声も出ていますが、今回の件はむしろ再出発のチャンス。
誠実な説明と発信を続けることで、松尾さんはまだまだ活躍を続けていけるでしょう。