カルビーの「ポテトチップス」のパッケージが“白黒化”すると話題になっています。
「え?ポテチの袋が白黒になるってどういうこと?」と驚いた人も多いのではないでしょうか。
実はその背景には、中東情勢の緊迫化による“ナフサ不足”が関係しているとのこと。
この記事では、カルビーのポテチ袋が白黒になる理由や、ナフサ不足とは何なのか、味に変化はあるのかなどをわかりやすく解説します。
カルビーのポテチ袋が白黒になるって本当?

読売新聞オンラインによると、カルビーは「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など主力商品のパッケージを、順次“白黒デザイン”へ変更する方針を固めたとのことです。
対象となるのは、
- ポテトチップス うすしお味
- ポテトチップス コンソメパンチ
- かっぱえびせん
などを含む計14商品。
2026年5月下旬以降から順次変更される予定と報じられています。
カルビー側は、
「供給の安定化を最優先とする」
としており、当面はパッケージに使用する印刷インクの色数を減らし、“2色印刷”で対応するとのことです。
白黒パッケージになる理由は「ナフサ不足」
今回の背景にあるのが「ナフサ不足」です。
普段あまり聞き慣れない言葉ですが、実は私たちの生活に深く関わっています。
ナフサとは?
ナフサとは、原油を精製する過程でできる石油製品の一種です。
主に以下のような製品の原料として使われています。
- プラスチック
- ビニール
- 印刷インク
- 包装フィルム
- 洗剤
- チューブ容器
つまり、お菓子の袋や印刷にも欠かせない素材というわけです。
なぜインク不足につながるの?
印刷インクの主な原料は原油からつくられるナフサです。 中東情勢の悪化で、このナフサの供給が不安定となり、先月中旬からインクの値上げ要請が始まりました。
「利益が消し飛ぶインパクト」 ”ナフサショック”が印刷メーカーに 最大の懸念は「紙の値上げ」 石油に頼らない方向にシフトも 富山(チューリップテレビ) – Yahoo!ニュース
印刷インクには、原油から作られる「ナフサ」が原料として使われています。
今回、中東情勢の悪化によってナフサの供給が不安定になり、印刷業界ではすでにインク価格の値上げ要請も始まっていると報じられています。
実際に、富山県の印刷会社では「10〜20%の値上げ要請が来ている」との声もあり、インクや関連資材の調達に影響が出始めているようです。
そのためカルビーは、使用するインクの色数を減らし、簡易的なパッケージデザインへ切り替える対応を進めているとみられています。
味や中身に変化はある?
気になるのが、「白黒になることで味も変わるの?」という点ですよね。
しかし今回変更されるのは、あくまでパッケージデザインのみ。
中身や味に変更はないとみられています。
そのため、これまで通りのポテトチップスを楽しめそうです。
他メーカーにも影響が広がる可能性は?
報道では、今後ほかの食品メーカーにも同様の動きが広がる可能性があるとも伝えられています。
包装資材やインクは多くのメーカーが共通して使用しているため、状況次第では“簡易パッケージ化”が広がる可能性もありそうです。
近年は原材料価格の高騰だけでなく、国際情勢による物流や資源不足も、食品業界に大きな影響を与えています。
SNSでは「逆にレトロで好き」の声も
今回のニュースを受け、SNSではさまざまな反応が上がっています。
「逆にレトロ感あって好きかも」
「白黒パッケージ見てみたい」
「ポテチの袋まで影響するのか…」
「中東情勢とポテチが繋がるとは思わなかった」
突然の“白黒化”に驚く声がある一方で、「逆にレア感がある」と好意的な意見も見られました。
モノクロの袋のポテチ、逆にプレミアム感出てきて面白いな。
— サメジ部長 (@samezi) May 12, 2026
白黒ポテチ袋シュールすぎて普段ポテチ食わんのにめっちゃ買いたい 絶対売れる 宣伝効果を考えてこれにしてんじゃないの?
— 🐈⬛🩷🧀💜🐕 (@cheese_aokabi) May 12, 2026
まとめ
カルビーがポテチ袋を白黒化する背景には、中東情勢の影響による「ナフサ不足」がありました。
ナフサは印刷インクや包装資材の原料にも使われており、その供給不安が今回のパッケージ変更につながったようです。
なお、変更されるのはパッケージのみで、味や中身に変化はないとのこと。
今後は他メーカーにも影響が広がる可能性があるのか、引き続き注目が集まりそうです。

