ネット掲示板で「アラフィフで友達が1人もいない」というトピックが話題になっていました。
若い頃は友達がいたのに、気づけば連絡を取る相手がいない。休日もひとりで過ごすことが増え、「これって自分だけ?」「友達がいないのは普通なの?」と不安になる人もいるようです。
そこで今回は、アラフィフで友達がいないのは普通なのか、なぜ50代前後になると人間関係が変わりやすいのか、そして寂しい時の対処法についてまとめます。
アラフィフで友達がいないのは普通?

結論からいうと、アラフィフで友達がいない、または「気軽に会える友達がいない」と感じている人は珍しくありません。
もちろん、友達が多い人もいます。昔からの友人と定期的に会っている人もいるでしょう。
ただ一方で、ネット上では
- 「気づいたら友達がいなくなっていた」
- 「LINEする相手が家族以外いない」
- 「休日に誰からも誘われない」
- 「職場以外の人間関係がない」
といった声も多く見られます。
つまり、「アラフィフで友達がいない=おかしい」というわけではなく、人生の環境が変わる中で自然に人間関係が減っていく人も少なくないのです。
アラフィフになると友達が減る理由

では、なぜアラフィフになると友達が減ったと感じる人が増えるのでしょうか。
生活環境が変わるから
50代前後になると、仕事、家庭、親の介護、子供の独立など、生活環境が大きく変わりやすい時期です。
若い頃のように、学校や職場で自然に人と出会う機会も減っていきます。
さらに、結婚している人、独身の人、子供がいる人、いない人、親の介護をしている人など、それぞれの状況に差が出やすくなります。
その結果、昔は仲が良かった友人とも話題や生活リズムが合わなくなり、少しずつ疎遠になることがあります。
人付き合いに疲れやすくなるから
アラフィフ世代になると、「無理してまで人に合わせたくない」と感じる人も増えてきます。
若い頃は多少気を使ってでも付き合いを続けていた人間関係も、年齢を重ねると負担に感じることがあります。
- 気を使う会話がしんどい
- マウントを取られるのが疲れる
- 愚痴ばかり聞くのがつらい
- 予定を合わせるのが面倒
こうした理由から、自分から距離を置くうちに、気づけば友達が少なくなっていたというケースもあります。
「友達」の定義が変わるから
若い頃は、頻繁に連絡を取ったり、一緒に遊びに行ったりする相手を友達と感じやすいものです。
しかしアラフィフになると、毎日連絡を取る関係よりも、「たまに話せればいい」「気を使わずにいられる関係がいい」と感じる人も増えます。
そのため、友達がまったくいないわけではなくても、「気軽に誘える人がいない」と感じてしまうことがあります。
SNSで他人と比べてしまうから
SNSを見ると、友人とランチに行った写真や旅行の投稿などが流れてくることがあります。
そうした投稿を見ると、「みんな楽しそう」「自分だけひとりぼっちなのでは」と感じてしまうこともあります。
しかしSNSに投稿されるのは、その人の生活の一部です。
実際には、投稿していないだけで孤独を感じている人もいますし、人間関係に悩んでいる人も少なくありません。
アラフィフで友達がいないと寂しい?
友達がいないこと自体は、必ずしも悪いことではありません。
ひとりの時間が好きな人もいますし、人付き合いが少ないことで気楽に過ごせる人もいます。
ただ、ふとした瞬間に寂しさを感じることはあります。
- 休日に誰とも話さなかった時
- 体調を崩した時
- 誕生日や年末年始をひとりで過ごす時
- 家族以外に近況を話す相手がいない時
- 老後のことを考えた時
こうした時に、「このままで大丈夫かな」と不安になる人は多いでしょう。
寂しいと感じることは、弱いことでも恥ずかしいことでもありません。
人は誰でも、誰かとつながりたいと思う瞬間があります。
アラフィフで友達がいない時の対処法

では、アラフィフで友達がいないことに寂しさを感じた時、どうすればいいのでしょうか。
無理に友達を作ろうとしない
まず大切なのは、「友達を作らなきゃ」と焦りすぎないことです。
寂しい時ほど、無理に人とつながろうとして疲れてしまうことがあります。
アラフィフからの人間関係は、数よりも心地よさが大切です。
無理に昔のような深い友達関係を求めるより、まずは軽く会話できる相手や、同じ趣味を楽しめる相手がいるだけでも気持ちは変わります。
趣味や興味のある場所に出かける
友達を作ろうとするより、「自分が楽しめる場所」に行く方が自然です。
たとえば、
- 習い事
- ウォーキング
- 読書会
- 料理教室
- 地域のイベント
- ボランティア
- オンラインコミュニティ
などがあります。
最初から親しい友達を作ろうとしなくても、顔見知りができるだけで孤独感が和らぐことがあります。
一人時間を充実させる
友達がいない時間を「寂しい時間」とだけ考えると、どんどん気持ちが沈んでしまいます。
そこで、自分ひとりでも楽しめる時間を増やすことも大切です。
- カフェに行く
- 映画を見る
- 散歩する
- 本を読む
- 家庭菜園をする
- 旅行の計画を立てる
- ブログや日記を書く
ひとりで楽しめることが増えると、「友達がいない=不幸」とは感じにくくなります。
SNSや掲示板で同じ悩みの人の声を見る
ネット掲示板やSNSには、同じように「友達がいない」「孤独を感じる」と悩んでいる人の声が多くあります。
もちろん、見すぎると気持ちが引っ張られることもありますが、「自分だけじゃない」と知るだけで少し楽になることもあります。
特にアラフィフ世代は、表では明るく振る舞っていても、内心では孤独を感じている人もいます。
同じ悩みを持つ人がいると知ることは、安心材料になります。
昔の友人に軽く連絡してみる
もし思い浮かぶ人がいるなら、昔の友人に軽く連絡してみるのもひとつの方法です。
いきなり深い話をする必要はありません。
「久しぶり、元気?」くらいの短いメッセージでも十分です。
ただし、返信がなかったとしても落ち込みすぎないことが大切です。
相手にも生活がありますし、タイミングが合わないこともあります。
連絡すること自体を、自分の小さな一歩として考えると気持ちが楽になります。
家族以外のゆるいつながりを作る
友達と呼べるほど深い関係でなくても、日常に少し会話できる相手がいるだけで孤独感は変わります。
- 近所の人と挨拶する
- 行きつけのお店を作る
- 習い事で顔見知りを作る
- オンラインでコメントを交わす
こうした「ゆるいつながり」は、アラフィフ以降の人間関係にちょうどいい距離感かもしれません。
友達がいないアラフィフは老後が不安?
アラフィフで友達がいないと、老後のことが不安になる人もいるでしょう。
「このまま年を取ったら本当にひとりになるのでは」と考えてしまうこともあります。
ただ、老後の不安をすべて友達で解決しようとすると、かえって苦しくなることがあります。
大切なのは、友達の数よりも、困った時に使える選択肢を増やしておくことです。
- 地域の相談窓口を知っておく
- 健康管理をする
- 趣味や外出習慣を持つ
- 家族や親戚との連絡手段を残す
- 必要なサービスを調べておく
友達がいないから老後が終わり、というわけではありません。
今から少しずつ、安心できる環境を整えていくことが大切です。
アラフィフで友達がいなくてもおかしくない
アラフィフで友達がいないことは、決して珍しいことではありません。
年齢を重ねると、生活環境や価値観が変わり、人間関係も自然に変化していきます。
若い頃のように頻繁に会う友達がいなくなったとしても、それだけで人生が寂しいものになるわけではありません。
ただ、ふとした時に寂しさを感じるのも自然なことです。
そんな時は、無理に友達を増やそうとするのではなく、自分が心地よく過ごせる場所や、ゆるくつながれる関係を少しずつ増やしていくのが良いでしょう。
友達の数よりも、自分が安心して過ごせる時間があるかどうか。
アラフィフからの人間関係は、そこを大切にしてもいいのかもしれません。

